1日に3時間しか働かない!? 短すぎるフランス人の労働時間
こんにちは クリコです。
日本より短い労働時間のフランスでの生き方
みなさんは普段、仕事やバイトにどれくらいの時間を費やしていますか?ちなみに日本人の1日の平均労働時間は8.9時間と言われています。実はこの数値、世界的に見ても多いと言われているんです。
最近日本では、問題になっている長時間労働や過労死がさらに深刻化してきています。
しかし海外に目を向けてみると、日本の労働時間が当たり前ではないことが分かってくるのです。今回は週の労働時間が短いフランスに着目し、その労働時間と生活に迫ります。
- フランスの労働時間って一体どうなっているの?
フランスでは、労働時間は週35時間または年1607時間と定められています。日本の週40 時間より5時間も短いことになります。そして驚くべきことにフランスでは、仕事を勤務時間内に終わらせることが風潮になっていて、守れなければ仕事ができない人だと言われてしまうこともあるそうです。日本では考えられませんね笑
しかし、労働時間を短くすることで経済が低迷することはない、むしろ先進国として成長しているところにおいて、我々日本人も見直すべきではないでしょうか。
- みんな大好き有給休暇
日本との働き方の違いとして、有給休暇が挙げられます。
なんとフランスの有給休暇は5週間で、その消化率は圧巻の100%。まさに、ワークライフバランスを徹底している国と呼べるでしょう。このため、8月のパリは閑散としており、テレビ番組は再放送ばかり、まるで日本のお正月状態が夏の季節にやってきているようですね。さて、その間一般的なフランス市民はどうしているかというと。長期旅行で海外へいったり、ビーチへ行ったり、山登りしたりしています。夏場の日本へのフランス人観光客が多いのはこのためです。
- 病気の欠勤は国民保険から支払い!?
驚くべきことにフランスでは病欠に関して有給休暇の中には閑散されず、病欠4日目から最長3年間、社会保険事務所から手当として給料の半額が支給されるのです。
雇用者は医師による証明書を提出することによって、指定された期間、病欠知ることができます。とても羨ましいですねえ。
- ほんとに大丈夫なの?フランス人の皆さん!
どうでしょうか、フランス人の働き方。本当に羨ましい限りです。僕も将来フランスに住もうか悩んでます笑。でもこのような働き方で大丈夫なの?って思っちゃいますよね。実はある生産性に関する調査によると、日本と比べ、フランスの生産性の方が高いことが分かっているんです。
フランスで暮らすメリットとしてこのような充実している休暇と少ない労働時間、それによって増える家族、友人、恋人と過ごす時間、趣味に費やせる時間などさまざまな時間に対する余裕ができるのです。現在の日本のサラリーマンはこのような時間が減っているのが現状ではないでしょうか。
しかしデメリットも存在します。例えば日本のような24時間営業の店がなかったり、何か問題が起こったりした時にすぐに解決できなかったり、不便と感じる人は少なくないそうです。
個人の生活の質を取るか、社会での生活の質を取るかは人それぞれです。そういった面を踏まえた上で、日本でより良い生活が送れるようになることが望ましいですね。
以上。クリコでした。