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東京五輪のブラックボランティアの内容が酷すぎる

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みなさん2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたボランティアの募集が開始されたのは知ってますか?

 

東京オリンピックでは、11万人もの無償ボランティアが動員される予定だそうです。しかし、この件に大きな問題があると発信し続けている題材が「ブラックボランティア」。

 

東京五輪の無償ボランティアはもしかすると数多くの問題点があるかもしれません。

 

今回はその問題点を発見し、紹介していこうと思います。

 

 

ボランティアの条件が厳しい

 

ボランティアの参加条件は以下の通りです。

 

「コミュニケーション能力がある」

「外国語が話せる」

「1日8時間、10日間以上できる」

「採用面接や3段階の研修を受けられる」

「20年4月1日時点で18歳以上」

「競技の知識があるか、観戦経験がある」

 

見てもらってわかる通り、この条件はすごく厳しいですよね?

 

中でも「1日8時間、10日以上できる」という条件が一番深刻です。

 

普通のサラリーマンと同じ時間働いて、お金をもらえないのはちょっと納得いきません。

 

 

 

大きな問題点

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なぜ、今回のボランティアは無償なのでしょうか。

 

そこには大きな問題点があるのです。

 

その問題の一つに、東京オリンピックは巨大な商業イベントだ、ということです。すでに4000億円以上のスポンサー収入があったと推定されています。超巨大イベントにもかかわらず、なぜイベントを支えるスタッフは無償なのでしょうか。

 

たとえばプロ野球やJリーグ、アーティストのライブやコンサートは有償スタッフが現場を切り盛りしていますよね。

 

比べてしまうときりがないですが、さすがに無償は厳しいです。

 

 

 

さらに、他の問題として「暑さ」があります。

 

東京オリンピックは7/24〜8/9、パラリンピックは8/25〜9/6に開催されます。

 

この夏の時期に働くのは無償で集められたボランティアの方々です。

 

肉体労働も精神労働も兼ね備えているこのボランティアにお金が出ないのはなかなか納得いきません。

 

 

 

大学生は大変な時期!?

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実は東京オリンピックが開催される時期は大学生のテストシーズンと重なる可能性が十分あります。(大学ごとによります)

 

このような時期的な問題を受け、文科省とスポーツ庁は7月下旬、大学や高等専門学校に「授業や試験のスケジュールを変更できる」と通知しました。

 

しかしこの対応をめぐって、ネット上では「若い人にタダで労働力を提供しろと言ってる感じ」「優先順位が学業より高いボランティアってなんなんですかね…」「学徒動員かよ」と批判されています。

 

はたして、この批判を納得させることはできるのでしょうか。

 

 

 

不安が残る東京五輪ボランティア

 

いかがだったでしょうか?

 

今回は東京五輪のブラックなボランティアについて紹介させていただきました。

 

これを読んでいるみなさんの中にも東京オリンピックのボランティアの経験をして、今後に活かしたい!という人がいると思います。

 

しかし、現実はそんなに甘くないかもしれません。

 

しっかり下準備をして情報を調べた上で決めてみてはどうでしょうか。